フランスアンティークポストカードと軍モノナースコートin下北沢

 先日、下北沢に行ってきました！

下北沢へ行くのは学生時代振りで、古着好きの私も「あそこは私のジャンルではないしな」（下北沢、吉祥寺、原宿、高円寺では微妙に古着のファションテイストが違うのです）と、チラチラ見つつスルーしていました。

簡単に説明すると、ヨーロピアンでクラシックな服が多いのが高円寺。それに比べて下北沢はアメリカンカジュアルや、日本の大量生産品を下ろしたものが多いです。その分かなり安いため、「発掘」派の人たちに好かれている印象。

ちなみに、吉祥寺は大手古着屋が多数並べている（他の街に比べたら店が少ないです）が、質の良いものが安定して掘り出せる。ジャンルは若干ヨーロピアンに偏るが、アメカジもしっかりといったイメージ。原宿はみなさんのイメージ通り派手で若い、オーバーサイズのアメリカや日本物が多い気がします。しかし、ここは深いので、大人が楽しむ古着がしっかりある。ヨーロッパや北欧からもってくるものも多く、ハマればめちゃくちゃ楽しい街になるでしょうね。大人にオススメの街です。

私が好きなのは、高円寺です。昔からクラシックなものが好きだったのもあり、質の良いものを揃えてくれる高円寺は買いに行きやすいです。

上記の通り、好みじゃないし〜と遠巻きにしていた下北沢にふいに行ってみることにしました。

統一性のない好き勝手な街下北沢。クリエイターが作品を置いている棚が多いのも一つの特徴でしょうか？ミンネやクリーマが有名ですが、あのアプリが出来る前からこうした文化はありました。ああいうものがお好きなら、一度探索してみることをオススメします。実際に見ると感情が突き上げてくるようなあの感覚がお分かりになるかと。

しばらく歩いていると、路地を曲がったところに人気のないお店が。扉は水色でクラシック。中に人はいない様子。、、、入ってみてびっくりました。鏡、食器、リボンやボタン、人形などなど店内を埋め尽くすかのようなアンティークの数々。繊細で高貴な調度品がたくさん。店主の奥様は、名の通り奥におられました笑

私がしばらくあれこれ眺めていると、「100年前のポストカードもあるよ」と教えてくれました。それが上の画像の一枚目なのですが、いかがでしょうか。大変美しいではないですか。これは実際に使われており、裏には重いの込められたメッセージが。かわいいいい、、、

奥様は「値段は買い付けのまま、そこにあるの（私が見ている箱の中）は100円から500円にしてます。」と教えてくれました。そこから30分以上真剣に選んだ結果、6枚をお迎えいたしました。

私個人の選定基準は①安い②メッセージがたくさん書いてあること

①安い、はたくさん買いたいからです。サラリーデイを迎えたらもっともっと手に入れたい、少し高めのやつも買っちゃおう〜♡＞＜ こういうもの、意外とプレゼントにしても喜ばれるのではないでしょうか。

②メッセージがたくさん書いてあること、は100年前の想いがギッシリと詰まっていて感動するからです。どれも何を伝えようとしてるからフランス語なのでわからないのですが、「Mom」とあったりして、「ああ、ママに宛てた手紙なのかな〜」なんて考える。歴史を感じるなんて、私には壮大すぎでしょうか。

さて、ここには画像を載せていないのですがそのアンティークのお店の隣に軍モノを扱う古着屋さんがありました。そこにはなんと、私がずっと探していたスウェーデンのナースコートが！！！！！！染めていないと水色のストライプなんですね。めちゃくちゃかっこいい！！！実際にこれを着て従事していたかと思うと胸がアツくなりますね。大丈夫？かわいすぎない？

そしてそのとなりにはシックなスイスのナースコートが。こちらは半袖で今からでも着られそうだし、秋には必ず役に立つモノ。スッとしたシルエットが強く見えます。

お店のおばちゃんによると、軍モノも最近は女性のお客さんが多いんだとか。たしかに、最近は女性のオーバーサイズが流行っていますね。ナースコートは定番だそうです。しかし、スウェーデンのナースコートとなると、私が好きな水色のストライプよりはこちらで染めたブルーのナースコートが人気だとか。

逆に男性に人気の軍モノはスリープウェア（軍隊のパジャマのような）

ゆったりしたシルエットにほどよいオーバーサイズ感、ホワイトなカラーはたしかによく見るかも？黒スキニーに合わせたりね。納得です。

最後に、二枚目の画像は下北沢に寄った後行った吉祥寺で見つけた300円のヨーロピアンアンティークのイヤリング。葉っぱのかたちかわいいです、仕事場にもつけて行けそうでうれしい。

みなさんもぜひ、かわいい探索してみてくださいね。