厭世メモ

メンヘラフリーターの気になることメモ帳

お刺身三点盛り398円

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思いの外小さな画像になってしまいましたw

世知辛ちゃんからいただいたリルの(Lilou)イヤリングとヘアゴム!タッセルは最近の一番の流行りですね、とってもかわいく女性らしいアイテムです。大ぶりなものはシンプルな服装のアクセントになってくれる、ついつい手が伸びてしまうアイテムです。

ヘアゴムはヤギ。ウサギ、クマ、ネコ、などがありそれぞれ黒白二種類展開。もちろん厭世はヤギ推しですよ、ネコやウサギに媚びない女ですから。


最近、流通ジャーナリストとして活躍されていた金子哲雄さんの「僕の死に方 エンディングダイアリー 500日」を読みました。本自体は、著者が肺カルチノイドと診断されてから亡くなるまでの500日の記録です。そこには自身が流通ジャーナリストを目指し始める頃から、仕事が軌道に乗り始め、メディアにで始める頃、またそこから肺カルチノイドと戦っていく日々が書かれています。

その全編に感動したのですが、今回記事にしたいのはその本の中にあった「お刺身3点盛り398円」


 『スーパーの腕の見せ所は、いかに「398円」の中身を充実させるか、だ。』

要は、398円という値段と内容の充実で客にそのお刺身を買わせるかどうか、絶妙なラインの戦いだということだった。厭世は考える。、、、これは、もしかして、女性らしさにも言えたりして?私、こんなことばかり言ってますけど。

金子さんは本書の中でこう言っている。

『スーパーの「お刺身三点盛り398円」を比較すると、そのスーパーの勢いや、思想みたいなものが、わかってしまうほどだ。』


ほう、それではこの場合はこうだ。私はお刺身三点盛り、私を構成する要素がお刺身、買い手が世間。友達や、恋人ということ。世間様が手に取りやすい、話しやすい接しやすい女性らしさが398円となる。


ここで厭世自己分析。私の誇れる3パーツとはいったいなにか?よく言われる、自信が持てる、一番こだわっている、この3つのポイントを重要として出した答えはこう!

⑴ファッション⑵笑顔⑶メンヘラ

⑴ファッションについては、ツイッター(@cnipf)を見てくださっている方ならご存知と思います。私は古着が大好きで、学生時代からほぼ古着を探す、着ることにかなりのこだわりと時間を費やしております。だって大好きだから。こんなにカワイイものは他にないから。

古着についての熱い気持ちは先々月のブルータス古着特集を読んでから、特に伊藤陽二さんの対談を読んでからアツくてアツくてたまりません。かわいいのです。余談です。


⑵笑顔は、実際お会いする方によく褒めていただきます。実は学生時代までは、「笑ったことある?」なんて言われるほどの鋭い目つきをしていました。というか、世界が敵だった。みんなが大嫌いだったし、人と会うなんてむかついて仕方なかった。そんな私は卒業後、銀座の某ブランドで働くことで天使のような笑顔を手に入れました。そしたらどうでしょう、モテるモテる。男性からも女性からも。

このおかげでだいぶ生きやすくなりました。自殺未遂はしましたが。


⑶メンヘラは意外に思われるでしょうか。誤解を受けそうな気もします、書くのに一番緊張する。私は境界性パーソナリティ障害と気分変調症で様々な薬を飲んでいます。普段起き上がれない東あったり、どうしようもない感情の起伏に悩まされたり大変ですが100%悪いことだけでもないな、とも思います。もちろん絶対治って欲しいけど。

というのも、私はこのメンヘラという、一種のカテゴリをツール化していろんな友達を作ってきました。ツイッターではかなりの友達を作り、実際に会って週一で会うようなまでの仲にも♡

その他SNSでも包み隠さず話しても、タネになるようなことも多いのです。対男性にしても。ここは驚きました。みんな引くのが当たり前だと思っていたのに、案外みんな「俺も不眠で薬飲んでるよー」「大変だねえ、俺の友達もうつ病だから心配だよ。」など、、

女性しても、同じ病気で苦しんでいる人や似たような症状を共有することで、友達が増えました。


かわいいファッションに身を包み、よく笑う私が実はメンヘラ。

世間の皆様はこの398円を、買ってくださるでしょうか。

このブログを読んでくれているあなたは、買ってくださるといいな。